キャッシングの審査ってどんなことをするの?
カード一枚持っていれば、いつでも気軽に限度額内での借入が可能なのがキャッシングです。
大手キャッシング会社ならば有名コンビニエンスストアと提携しており、そのATMが利用できる高い利便性もあるので、いざという時のために一枚は持っておきたいところですね。
しかし、キャッシングを利用するためには申し込み後に行われる審査にパスすることが条件となってきます。
そして、キャッシングに申し込む多くの人が気にしているのがこの審査です。
「審査って何?」、「審査ってどんなことを調べるの?」と不安に思っている人も少なくないでしょう。
それでは今回はその不安を取り除くためにも、キャッシングの審査について詳しく説明していくことにしましょう。
審査パスは審査基準のクリアが条件
申し込み時には、
・氏名
・年齢
・住所
・電話番号
・職業
・勤務年数
・他社借入額
・他社借入件数
などの個人情報が求められます。
そして、これら各個人情報は属性と呼ばれ、それぞれにポイントがふられているのです。
つまり、職業ならば、
個人事業主→中小企業→大企業→公務員
というランク付けがされており、それぞれに各社が決めたポイントがついています。
個人事業主よりは中小企業、中小企業よりは大企業の方がポイントは高くなるという具合です。
そして、これら属性のポイントを合計した総数が各キャッシング会社が定めている審査基準のポイントをクリアすれば無事に審査通過となるわけです。
キャッシングで最短30分のスピード審査が当たり前となっているのも、この採点法がが各社で導入されているからこそ可能となっているのです。
信用情報のチェック
審査時には信用情報機関で保管されている申込者の信用情報が取り寄せられます。
この信用情報には、申し込み時点での申込者の信用取引状況と過去の金融事故情報が記載されています。
つまり、この信用情報を見れば、
・借入総額
・借入件数
・過去に金融事故を起こしたことがあるか
が一発で分かるというわけなのです。
ですから、審査員はこの信用情報を見て、
・申請事項に誤りはないか
・借入総額が総量規制に引っかかっていないか
・借入件数は多くないか
・金融事故を起こしていないか
を確認するというわけです。
ここで問題なく、審査基準をクリアしていれば審査OKとなるのです。
審査基準は各者共通?
それでは審査基準は全社共通なのでしょうか?
いいえ、この審査基準は各社によって違ってきます。
それに審査基準は公表されていませんから、どのくらいならOKなのかもはっきり明言することもできません。
「あのキャッシング会社は審査が厳しい」とか「あのキャッシング会社は審査が甘い」という風評はよく耳にするかと思います。
これは、この審査基準が大きく影響しているのです。
必要とされている属性の種類や数も違ってくるでしょうし、振り分けられているポイント値も違いますし、クリアする審査基準ポイントも違うというわけです。
よって、キャッシング会社によって同じ条件の人でも審査に通る、通らないという違った結果が出てくるのです。